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Asia

インドのヒップホップ史に新たな金字塔。Paramがバイラルヒット曲「That Girl」で女性ラッパーの居場所を示す

公開から8日間でYouTubeで400万回以上の再生を記録したパンジャブ・ヒップホップのガールアンセム

LiFTED | Marcus Aurelius & Jun Fukunaga | 26 1月 2026


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インドのヒップホップは"ガリー(路地)"から生まれ、"ガリー・ボーイ"を中心に展開されてきたが、時代は変わりつつある。Paramの「That Girl」は、"ガリー・ガール"にも居場所があることを証明した楽曲だ。

19歳のParamは、パンジャブ州(インド北西部とパキスタン東部にまたがる地域)モガ地区のDuneke村出身のラッパー。母親は家事手伝い、父親は日雇い労働者という労働者階級の家庭に育った。15歳の頃に高校でラップと出会い、その後モガのDM Collegeで音楽を学んだ。その頃に友人のJashanpreet Singh(通称Saab)と共に、地元の穀物市場でフリースタイルを披露するようになり、Instagramアカウントの「Malwa Hood」を通じて注目を集めるようになった。

独立心旺盛でパンジャブへの誇りに満ちたParamのデビュー曲「That Girl」は、2025年9月19日にイギリスのプロデューサーManni Sandhuのレーベル「Collab Creations」からリリースされた。公開から8日間でYouTubeで400万回以上の再生を記録し、さらに2週間後にはSpotifyのGlobal Viral 50チャートで1位を獲得。インド人女性アーティストとして初の快挙を成し遂げた歴史的な作品となった。

Paramのサウンドは、今の音楽シーンにはない新鮮さがある。彼女のフロウは飾り気がなく、生々しく、そして生命力に溢れている。そして最も重要なのは、彼女がガリーの魂を持っていることだ。また、Speed RecordsのSatvinder Singh Kohliは、Paramを「パンジャブ語でラップする初の女性ガリー・ボーイスタイルのアーティスト」と評価している。

「That Girl」のMVでは、Paramが街角やサイファーでラップを披露し、子供たちが彼女に夢中になる姿や、ヒップスターたちが彼女のパフォーマンスを楽しむ姿、さらに彼女が現れる場所では人々が手を空に掲げる姿などが描かれている。ぜひ、チェックしてほしい。