香港出身で韓国のヒップホップシーンで注目を集めるラッパー/シンガーのCAMO。デビューアルバム『Pressure Makes Diamonds』がBillboardの「2023年ベストK-POPアルバム25」に選出され、Jay ParkやAwichら国内外のアーティストとのコラボレーションでも知られる彼女は、3ヶ月前、全曲ハズレなしのEP『Secrets』をドロップした。全7曲、客演は一切なし。「Secret」や「You [ㅠ]」といった楽曲でCAMOは持ち前の表現力の幅をフレックスしている。
リリース後、『Secrets』は大きな反響を呼んだが、中でも多くのヒップホップヘッズが一番ブチ上がる瞬間として名前を挙げたのが最近MVが公開された「JYP」だ。
21 Savageのプロデューサーの1人として知られるKid Hazelが手がけた同曲のビートは、アトランタのDNA(トラップミュージックの系譜)を強く感じさせる仕上がりだが、CAMOはこのビートをより軽く、遊び心のあるものへと変換してみせた。曲タイトルの"JYP"とは、TWICEなどを擁する事務所の設立者にして韓国最大のエンターテイナーの一人、"餅ゴリ"ことPark Jin-young(パク・ジニョン)の愛称だ。彼女はこのアトランタ産のビートを、このレジェンドへのオマージュを捧げるためのバックドロップとして使いこなしている。
なお、MVでは、CAMOがぶっ飛んだパーティーシーンを次々と駆け抜け、どの部屋に飛び込んでもラップを繰り広げる。マネキンに囲まれて一人佇んでいたかと思えば、次の瞬間にはドラァグクイーンたちとリムジンの後部座席にぎゅうぎゅう詰めといったようにエネルギーが落ちる瞬間は一切ない。CAMOが現れれば必ず場の空気が変わる。「JYP」は止まらないパーティーのサウンドトラックだ。
CAMOの「JYP」のMVを以下でチェックしてほしい。





