Scene Report
NBAと日本のヒップホップ、公式に交わる! JP THE WAVYらが盛り上げたNBA HOUSE Japan初日ライブレポート
「来てくれている子たちがすごくバイブしてくれていたんで最高でした!TRENDY!」
4月25日・26日、東京・お台場のシティサーキット東京ベイにて、NBA HOUSE Japan 2026 Presented by Primeが日本で初開催された。同イベントでは、NBAプレーオフのパブリックビューイング、バスケットボールの体験ブース、選手のサインボード展示など多彩なコンテンツが展開され、初日から大きな盛り上がりを見せた。
なかでもバスケ好きのヒップホップファンにとって注目のコンテンツとなったのが、初日、2日目ともに人気ラッパーやDJが出演したアーティストライブだ。本稿ではその初日の模様をレポートする。
アーティストライブの一番手として登場したU-LEEのDJセットでは、Travis Scottの「FE!N」や「4x4」のほか、Don Toliver & Mustardの「FWU」、Lil Baby・Playboi Carti・Skoolyの「Let's Do It」、Lil Uzi Vertの「Just Wanna Rock」などUSトラックが次々にプレイされた。また、時折見せるスクラッチも、オーディエンスの盛り上がりを加速させていた。
次にライブアクトとして登場したJP THE WAVYは、八村塁の名を冠した「Louis 8」でライブをスタート。続けて「GO GO GO」、「Okay」を披露した。「Okay」では「みんないい感じ?」と声をかけながらステージを降り、フロントのオーディエンスとハイタッチする場面も見られた。
さらに『WAVY TAPE 3』収録の「BIG BANDS」、人気曲「WAVEBODY」と続け、Awich、YZERRと共演したアンセム「GILA GILA」で会場の盛り上がりは一旦最高潮に。ここで熱気にあふれるフロアに向け、JP THE WAVYは「まだまだみんないける? 次はちょっとチルいやついきましょうか」と一言投げかけると、その言葉どおりチルなムードの「Miss Luxury」を披露。また、ライブの中盤では再びギアを入れ替え、パーティーライクな「What's Poppin」を投下。サビでは「もっと盛り上げていけ!」と会場を煽ってみせた。
終盤では、「次は新曲やろうと思ってます。歌詞覚えてなかったらすいません」とひと言添えて、未発表の新曲を披露。これにより、会場の盛り上がりは再びピークに達した。そして、JP THE WAVYは「これが最後の曲なんでみんなで盛り上がりたいです」という言葉とともに自身の代表曲「Cho Wavy De Gomenne」を披露し、熱狂のライブを締め括った。
そんなJP THE WAVYがステージを降りると、U-LEEがDJセットを再開。KOHH & MONY HORSEの「We Good」、Awichの「WHORU?」「洗脳」など、先ほどのDJセットとは打って変わって日本語ラップ中心のセットリストを展開した。
そして、U-LEEに続き、ステージに姿を現したBiBiYUAは、50分のDJセットを披露。EsDeeKidの「4 Raws」、Young Nudy & 21 Savageの「Peaches & Eggplants」、Baby Keem & Kendrick Lamarの「The Hillbillies」、Cash Cobain & Bay Swagの「Fisherrr」とヘッズが興奮するヒット曲を次々に繋げていく。さらにセットの中盤以降は、Keri Hilsonの「Knock You Down」やLil Jon & The East Side Boyzの「Lovers and Friends」、Ne-Yoの「Miss Independent」といったメロウなヒップホップ/R&Bクラシックを織り交ぜつつ、最後まで会場を盛り上げた。
イベント終了後、JP THE WAVYにこの日のライブの盛り上がりについて話を聞いたところ、次のように語ってくれた。
「すごく楽しめてやれたし、来てくれている子たち、特に前で観てくれていた子たちは、すごくバイブしてくれていたんで、もう最高でした!TRENDY!」
NBAの選手がラップアルバムをリリースし、ラッパーがNBAイベントに招かれるというように、NBAとヒップホップは長く密接な関係を築いてきた。それだけに日本で初開催されたNBA HOUSEでも、日本のヒップホップアーティストによるステージが公式コンテンツとして加わった意義は大きい。来年以降もこのイベントが続くなら、両者を結びつけるこのようなステージが再び展開されることに期待したい。






