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日系メンバーも所属。コーチェラ出演で注目が集まるヒップホップ・コレクティブ・WHATMOREとは?

ヒップホップ、オルタナティブR&B、インディーロックの要素をシームレスに融合した音楽性が高く評価されている。

LiFTED | LiFTED JAPAN 編集部 | 16 4月 2026


日本時間2026年4月11日(土)〜13日(月)、18日(土)〜20日(月)の2週にわたり、米カリフォルニア州インディオで開催される音楽フェス・コーチェラ2026。同フェスには、Creepy Nutsのほか、藤井 風、ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(行松陽介)といった日本人アーティストが出演しているが、第1週目のGobiステージに出演していたNY発の新世代コレクティブ・WHATMOREに日系人メンバーのYoshi T.が所属していることをご存知だろうか?

2024年に結成されたWHATMOREは、Yoshi T.のほか、Cisco Swank、Jackson August、Sebastiano、Elijah Judahの5人からなるヒップホップ・コレクティブ。ヒップホップ、オルタナティブR&B、インディーロックの要素をシームレスに融合した音楽性で注目を集めている。

プロジェクトを立ち上げた当初から、彼らは躍動感溢れるケミストリーと先進的な芸術性を存分に発揮しており、NYとLAのシーンを席巻してきた。そして今年は、コーチェラ2026のほか、北米とイギリス、ヨーロッパを含む大規模なツアーを開催することが決定している。

昨年WHATMOREは、人気YouTubeチャンネル「COLORS」のステージに立ち、待望の12曲入りのデビューアルバム『WHATMORE』をリリースし、最高の形で2025年を締めくくった。

同作には、デビュー曲「eastside w my dogs」をはじめ、チャーミングでレイドバックした「chicken shop date」、オルタナティブロック調の「go!」、心温まる「jenny's」など、高評価された楽曲を多数収録。遊び心溢れる歌詞、愉快なタイトル、斬新なビートにより、彼らの時代を超越したサウンドを基調とする、独自のスタイルを築き上げている。

また、彼らはサウンド面のみならず、動画でもユニークな試みを展開。「INTRO」と題されたメンバーの素顔に迫る短編動画シリーズを公開し、各メンバーの生い立ちやバックグラウンドを披露している。SebastianoとYoshi T.は、自身の多文化的なルーツに関するエピソードを語り、Cisco Swankは教会でピアノを弾き神童とされていた幼少期を振り返っている。一方、Jackson Augustはニューヨークの老舗バーのひとつ「The Ear Inn」で働いていた日々を回想し、Elijah Judahは家族や名声についての思いを率直に打ち明けている。

メンバーそれぞれの魅力的な人柄と機知に富んだユーモア溢れる会話は、瞬く間にファンの心を捉え、シリーズは累計200万回以上の視聴数を突破している。

そんなWHATMOREはコーチェラ2026出演に先駆け、新曲「Still Loiteringgg」と「2000s Pop Punk Rnb」を同時リリース。滑らかなドラムビートとメロディアスなグルーヴが特徴的な「Still Loiteringgg」は、90年代の往年の名曲が持っていた全ての要素を備えている。一方、「2000s Pop Punk Rnb」はキレのある、思わず首を振ってしまうドラムブレイクに、ルーズなギターのようなボーカルと、高揚感溢れるキャッチーなコーラスが重ねられ、どこか懐かしくも新鮮な印象だ。

現在、コーチェラの公式YouTubeチャンネルでは、第1週目のステージで披露した「2000s Pop Punk Rnb」のライブ映像が公開されている。WHATMOREのことが気になった人は、第2週目のステージの予習として、この動画をぜひチェックしてほしい。


なお、WHATMOREの第2週目のステージは、4月19日(日)8時〜8時40分にコーチェラのYouTubeチャンネル・Gobiステージにて配信される予定だ。