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Spotifyが「AI Persona」バッジを導入。 AI生成アーティスト識別し、実在の人物を表していないことを示す

9月中旬よりアーティストプロフィールのバナーおよび「アーティストについて」セクションなどで表示される。

LiFTED | LiFTED JAPAN 編集部 | 17 8月 2026


SpotifyがAI生成アーティスト識別を目的とする新ラベル機能「AI Persona」バッジの導入を発表した。

Spotifyは、今年からアーティストのアイデンティティと信頼を最優先事項のひとつに掲げており、同プラットフォームにおける透明性向上の取り組みを実施。アーティストが実在の人物であることを示す「Spotify認証バッジ」、楽曲制作でのAI活用を開示する「AIクレジット」、楽曲の背後にいるアーティストの情報を提供する「SongDNA」、リリースの確認・承認を可能にする「アーティストプロフィール保護」などを導入してきた。

AI Personaバッジは、その一環として新たに導入されるもの。同バッジは、当該アーティストのアイデンティティがAI生成である可能性があり、実在の人物を表していないことをリスナーに示す。

今後SpotifyでAI生成アーティストとして音楽を配信する場合、アーティスト向け機能「Spotify for Artists」を通じて自身のプロフィールがAI生成アーティストであることを開示可能になる。また、自己開示のみを頼りにするわけではなく、Spotify側もアーティストプロフィールを審査し、プロフィール上の名前や画像を含む公開アイデンティティが、フォトリアリスティックなAI生成であると判断されるものを特定していく。まずは一定のオーディエンス基準を満たしたアーティストから開始され、ユーザーが訪問するアーティストプロフィールの大多数をカバーできるようにするという。

Spotifyによると、AI生成アーティストの楽曲はデフォルトでは同プラットフォームのエディトリアルおよびアルゴリズムによるレコメンデーションには含まれない。リスナーが自発的にAI Personaバッジがついたアーティストをフォローまたは保存しない限り、同バッジ付きアーティストの楽曲がパーソナライズされたレコメンデーションに表示されることはないという。

AI Personaバッジは、9月中旬より、アーティストプロフィールのバナーおよび「アーティストについて」セクション、検索結果、プレイリスト内のトラック項目に表示される。リスナーがバッジをタップすると、アーティストが自ら開示したのか、Spotifyが審査を行ったのかを確認できるとのことだ。

また、Spotifyの審査チームがバッジを適用した場合、アーティストには通知が届き、自ら開示するか異議を申し立てる機会が与えられる。加えて、今後数か月以内にリスナーがAI生成アーティストだと思われるプロフィールを審査チームに報告できる機能の提供も予定。詳細は機能の提供開始時に改めて発表されるという。

なお、Spotifyは、AI Personaバッジについて、「アーティストの公開アイデンティティに関するものであり、楽曲の制作方法についてのものではない」と説明している。アーティストがAIを利用して楽曲制作を行なった場合、制作方法の詳細は、先述のAIクレジットおよびSongDNA機能を利用して開示できる。

参照:Spotify