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台湾出身のシンガーソングライター、Jay Chou(周杰倫)は20年以上にわたって中国語圏で絶大な人気を誇り、中国語ポップス界の第一人者として君臨してきた。過去2年間、彼はSpotifyで最も再生された中国語圏アーティストだったが、2025年7月にその状況が一変。中国の新世代ラッパー、SKAI ISYOURGOD(揽佬SKAI ISYOURGOD)によって、その記録が塗り替えられた。
中国広東省出身のSKAI ISYOURGODは、アメリカ南部発祥のメンフィス・ラップのサウンドに中国の伝統的な民間伝承の要素を取り入れた独自スタイルで、中国の若い世代を中心に絶大な支持を集めるアーティスト。2020年にデビューして以来、『Shun Feng Shui Shun Cai Shen (顺风顺水顺财神)』(2023)『八方来财(Stacks from All Sides)』(2023)の2枚のアルバムをリリースしている。
当時、SKAI ISYOURGODは、Jay Chou(周杰倫)の月間298万回を上回る302万3000回というSpotify再生を記録。これによりSpotifyで最も再生される中華圏アーティストとなった。
この躍進の原動力となったのが、広東文化を背景にストリートからの成り上がりやビジネスでの成功、義理人情を重んじる価値観を歌った楽曲「大展鸿图(Blueprint Supreme)」だ。同曲の人気はダンス要素を持ち合わせていたこともあって、中国語圏のみならず、グレート・ファイアウォール(海外のウェブサイトやSNSへのアクセスを制限する目的で中国政府が運用するインターネット検閲システム)を超え、グローバルに拡大。SpotifyのTop 50 Viral Global Chartにもランクインしている。
このSpotifyでの成功は、欧米では大ニュースだが、Spotifyのみならず、中国版TikTok「Douyin」でもSKAI ISYOURGODは膨大な再生回数を記録している。
楽曲で歌われるように偉業を成し遂げたSKAI ISYOURGOD。中国語圏のみならず世界的なバイラルヒットとなった「大展鸿图(Blueprint Supreme)」は以下でチェックできる。







