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映画『Michael/マイケル』ワールドプレミアが開催!世界初上映の地にベルリンが選ばれた理由とは?

ワールドプレミアには日本からMJファンとして知られる米倉涼子が参加した。

LiFTED | LiFTED JAPAN 編集部 | 15 4月 2026


"キング・オブ・ポップ"ことMichael Jacksonの軌跡を描く映画『Michael/マイケル』(6月12日より日本公開)のワールドプレミアが、現地時間4月10日(金)にドイツ・ベルリンで開催され、世界初上映を迎えた。

世界初上映の地にベルリンが選ばれたのは、Michael Jacksonにとって特別な意味を持つ街だからだ。東西冷戦下の1988年、彼は西ベルリンの壁近くで「BADワールド・ツアー」の西ベルリン公演を開催。壁の向こう側にいた東ベルリンの市民までもが"音"を求めて集まり、その光景は音楽が国境を越える力を持つことを象徴したと言われ、翌年のベルリンの壁崩壊の兆しとなる歴史的な瞬間として語り継がれている。そんな歴史と記憶が刻まれたベルリンで開催された今回のワールドプレミアには、60か国以上から数千人のファンが集結した。

会場周辺にはMichael Jacksonのシャツや衣装をまとったファンが集まり、装飾の前で写真を撮ったり音楽に合わせてダンスをしたりする姿があふれた。レッドカーペットには、主演を務めるジャファー・ジャクソン(Michaelの実の甥)がシックなブラックスーツで登場。幼少期のMichaelを演じたジュリアーノ・クルー・ヴァルディも赤のスーツにサングラスというスタイリッシュな装いで笑顔を見せた。Michaelの母・キャサリンを演じたニア・ロング、長年の弁護士ジョン・ブランカを演じたマイルズ・テラー、アントワーン・フークア監督、プロデューサーのグレアム・キングも姿を見せ、主要キャストと制作陣が一堂に集った。日本からは、Michael Jacksonのファンとして知られる米倉涼子もゲストとして参加した。

© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

世界初上映を前にジャファー・ジャクソンは「ここまでは長い道のりでした。だから、本当にここまで来られたなんて信じられない気持ちで、胸がいっぱいになるほどワクワクしていると同時にほっとした気持ちもあります」と素直に明かした後、「まるで夢のようで、皆さんからの愛とエネルギーを感じています。早く皆さんにこれを見てほしいです」と手応えを見せた。

劇中で数々のパフォーマンスを披露したジャファー・ジャクソンが最も印象に残ったのは「スリラー」のMV撮影だったという。「東ロサンゼルスでオリジナルのミュージックビデオが実際に撮影されたのと同じ場所だったので、僕が気に入っているシーンの一つです。子どもの頃、僕のお気に入りのミュージックビデオのひとつだったから、その場所に立って、あの光景を目の当たりにし、パフォーマンスを披露できたのは、まるで夢のようでした。本当に素晴らしかったです」と振り返った。

そしてMichael Jacksonの魅力については「Michaelの最大の魅力は、彼の音楽を通じて世界中に広く伝わった"世界をより良い場所にしたい、世界を癒したい"というメッセージだと思います。それは彼がデビュー当初から掲げてきたメッセージであり、音楽やミュージックビデオを通じて常にその実現を目指していたと思います」とその信念に満ちた人間性への敬意を表した。

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© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

幼少期のMichaelを演じたジュリアーノ・クルー・ヴァルディは、Michaelについて「仕事熱心なところが本当に素晴らしく、仕事に対する姿勢はすごいと思いました」と話す。SNSでMichaelのパフォーマンスを体現する姿が話題を集めているジュリアーノは、劇中でも愛らしさをのぞかせながら圧巻のステージを披露している。「僕と兄弟(役の俳優)たちで「ABC」のミュージックビデオを再現したのですが、あれは最高でした!」と笑顔で振り返った。

ニア・ロングはMichaelの母・キャサリンを演じるにあたり「地に足をつけ、愛情深く、親切で、私自身もそうであるように、母親としての責任を果たすことを意識した」と明かす。「母と息子の絆は、本当に大切で、特別なものだと思いますので、私にとって、それは本当に重要なことでした」と役に込めた思いも語った。

アントワーン・フークア監督は「一番大事だったのは、ステージを離れたMichael Jacksonを描くことだったと思います。そうすることで、彼がどんな人間なのか伝わり、彼の心の内が理解できるからです。そうすれば、ステージ上の彼を見たときに、より強い絆を感じられるはずです」と語る。「感動と楽しさが味わえることは間違いありません。Michael Jacksonのコンサートに肉迫する最高の体験となるでしょう」と圧倒的な没入体験に自信をのぞかせた。

そんな本作のプロデューサーを務めるのは、『ボヘミアン・ラプソディ』を世界的ヒットへと導いたグレアム・キングだ。グレアム・キングは「Michaelが成し遂げたのは、音楽を通じて人々を一つにまとめたことだと思います。私は、この映画が世界中の人々を一つに結びつけることを願っています」とメッセージを寄せた。

黒いシックなドレスでレッドカーペットに登場した米倉涼子は「誰もが愛するMichael Jackson、世界中が注目しているMichael Jacksonの晴れやかなプレミアに参加できることになってとても嬉しいですし、やっぱり皆さんがMichael Jacksonを愛しているんだということを肌で感じます」と高揚感をにじませた。また、「彼のファッション性とか、自由になりたい思いとか、すごく苦しかった思いとか、そういうところを超えて人から注目される、それを励みにしているところが素晴らしいなと思いました」とMichaelの魅力を振り返った。

プレミア会場では、本編上映終了の瞬間、観客総立ちのスタンディングオベーションが巻き起こり、拍手と歓声は鳴りやむことなく会場を揺らし続けた。米倉涼子は「会場全体がひとつになり、圧倒的な音響とともに、まるでステージを観ているかのような空気に包まれました」と振り返り、「日本で映画を観る環境とはまったく違う体験でした」とコメント。「本当に(本物の)Michael Jacksonを観ているかのようで、彼に再び命が吹き込まれたように感じました。その時代に自分たちが立っているような感覚でした」と圧巻の没入体験を明かした。

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© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

なお、プレミア会場では、Michael Jacksonに関するファン向けの展示や体験型コンテンツも展開。劇中で使用された代表的なステージ衣装の展示や、レコーディングスタジオの再現セット、ベルリンの象徴であるバディーベアをモチーフにしたフォトスポットのほか、Michaelと一緒にダンスを楽しめる没入型体験ブースなどが用意されており、来場者は映画『Michael/マイケル』の世界を存分に楽しんでいた。

映画『Michael/マイケル』は6月12日(金)より全国公開。本作の場面写真については、こちらの記事で確認できる。