韓国のラッパー、Keith Apeが最新曲「WTF」をリリースした。同曲は7月7日にリリースされる最新ミックステープ『HERE COMES THE PAIN』の先行曲。
Keith Apeは、過去11年間にわたり、謎めいた存在であり、アジアのヒップホップシーンにおいて、ジェットコースターのように最も激しい浮き沈みを経験してきた人物だ。
2015年のヒット曲「It G Ma」は、アジアのラップを世界の脚光へと押し上げた楽曲の一つとして広く評価されたことで知られる。また、リミックス版にはFerg、Dumbfoundead、Waka Flocka Flameといった大物アーティストたちが参加し、その影響力をさらに増幅させたが、それ以来、Keith Apeのキャリアは憶測に包まれてきた。
余命3~6ヶ月とされる深刻ながん診断の報道、最高裁まで持ち込まれ今年2月に懲役1年6ヶ月の実刑確定が報じられた事件、薬物使用との闘い、そしてPlayboi Cartiがヒップホップシーンの超大物になるずっと前から、彼とのコラボレーションが囁かれていたことなどだ。
そんなKeith Apeが「WTF」でシーンにカムバック。同曲は、まさにPlayboi Carti世代を真っ向から狙ったものだ。フックは「WTF」という執拗なチャントを中心に展開され、その混沌とした雰囲気をドラッグの影響を受けたような浮遊感のあるヴァースが一時的に断ち切るが、やがてチャントが再び押し寄せてくる騒々しくも催眠的な楽曲に仕上げられている。
リリースを控える『HERE COMES THE PAIN』の予習として、まずは「WTF」をチェックしておこう。





